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  本日 

平成25年国民のマグネシウム摂取量
平成25年国民のマグネシウム摂取量
 
   マグネシウムの日本人の食事摂取基準と推定摂取量の比較表を改訂して更新致しましたので、お知らせします。
 
   更新内容は、「
平成25年「国民健康・栄養調査」の結果」 2014(平成26)年12月9日厚生労働省健康局がん対策・健康増進課栄養指導室栄養調査係 報道発表資料を含みます。
 
   更に今回から、男女30〜49歳のマグネシウムの食事摂取基準と推定摂取量の比較表として発表します。
 
   厚生省(当時)が初めて国民栄養調査にマグネシウムを含めた2001(平成13)年から2013(平成25)年のデータを解析しました。1日当りの推定摂取量は、この12年間に男性でおよそ280mgから240mg、女性でおよそ250mgから210mgまで減少しました。推奨量と比較し、摂取量は男性でおよそ64%、女性でおよそ72%しか摂れていません。
 
   各推奨量に対する摂取量から見た不足量は、1日当り男性で127mg、女性で79〜86mgで近年の上昇傾向が見られます。

 
マグネシウムの日本人の食事摂取基準と
推定摂取量の比較
男女3049歳、摂取量 平均値(mg/日)
 10-162 平成25年国民のMg摂取量

* 表をクリックすると拡大表示します。
 
(参照)
1.   「
日本人の食事摂取基準(2005年版)平成16年11月22日厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室栄養指導係報道発表資料
      「日本人の食事摂取基準(2010年版)平成21年5月29日厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室報道発表資料
 
2.   厚生労働省 「
国民健康・栄養調査

 

コメント:
   今回から、男女30〜49歳のマグネシウムの日本人の食事摂取基準と推定摂取量の比較表を最新データに基づき更新します。
 
   なお、わが国の国民一人当たりのカルシウム摂取量は、厚生省(当時)が国民栄養の現状として戦後1946年来毎年調査報告し、厚生労働省が国民健康・栄養調査として2003年来毎年調査報告しています。
 
   一方マグネシウム摂取量は、カルシウムの調査報告より55年後の2001年から厚生省が調査報告を開始しました。カルシウムと比較し、マグネシウムはそれほど研究されていない“オーファン栄養素(Orphan nutrient)”です。この為、マグネシウムに関する国の認知が相当遅れたため国民の認知が更に遅れています。
 
   その様な背景もあり、マグネシウムの摂取量は推奨量に対し、男性でおよそ64%、女性でおよそ72%しか摂れていません。この様に女性より男性に摂取不足量が多いのは、糖尿病・メタボリックシンドロ−ムなどの生活習慣病をはじめ様々な疾患が男性に多いのと関係がある可能性があります。
 
   マグネシウムの摂取不足は、カルシウム対マグネシウム(Ca/Mg)の食事摂取比率に関係します。マグネシウムの摂取量が減少するとCa/Mgの食事摂取比率が上昇し今後、心疾患、2型糖尿病、メタボリックシンドローム、骨粗鬆症、および他の炎症に関連した種々の疾患の発症率に影響することが示唆されています。

2014.06.03 日本人のカルシウムとマグネシウムの食事摂取比率は2より低く、1.5〜1が望ましい
 
2012.12.14 日本人のCa/Mg摂取比率が上昇傾向
 
   マグネシウムの摂取不足が生活習慣病、特に、2型糖尿病・メタボリックシンドロ−ムなどの生活習慣病の発症と密接に関わっていることが基礎的・疫学的・臨床的研究でも明らかにされています。今後マグネシウム摂取の重要性がさらに認知され、正しい食育が行われる事が切に望まれます。
 
   MAG21研究会のホームページ右上には、検索 Search がありますので、例えば検索用語として“摂取不足”を入力して Search ボタンをクリックすると関連記事がリストアップされます。ご利用下さい。

   当ホームページでは、マグネシウムと糖尿病、高血圧やメタボリックシンドロームとの密接な関係についても解説して来ました。

 
2014.12.18 2型糖尿病患者の低マグネシウム血症問題
 
2014.12.01 マグネシウムサプリメントはコントロール不良な2型糖尿病の血糖を改善(無作為二重盲検)
 
2014.11.15 女性の血清マグネシウム値と虚血性脳卒中リスク
 
2014.09.03 米国の脳卒中地帯とマグネシウム
 
2014.08.13 食事性マグネシウム摂取とメタボリックシンドローム発症リスク: メタ解析
 
2014.07.23 米国の糖尿病2900万人超−米CDC公表
 
2014.06.03 日本人のカルシウムとマグネシウムの食事摂取比率は2より低く、1.5〜1が望ましい
 
2014.05.14 日本人の食事摂取基準(2015年版)
 
2014.02.25 糖尿病ならすぐに「これ」を食べなさい!
 
2014.02.12 糖尿病予備軍含め2050万人で初めて減少 厚労省
 
2013.12.12 マグネシウム摂取量はインスリン抵抗性と炎症の改善を介して2型糖尿病リスクを低下: 久山町研究
 
2013.07.25 マグネシウムは膵β細胞機能を改善してインスリン感受性の変動を補正する: 二重盲検無作為化臨床試験
 
2013.07.09 インスリン分泌は非糖尿病者の低マグネシウム血症で減少
 
2013.05.01 奇蹟のマグネシウム
 
2013.03.28 そばのひ孫と孫(は)優しい子かい? 納得!
 
2013.02.18 マグネシウムと健康:栄養、医薬品、環境の観点から
 
2013.02.01 経口マグネシウム補充は非糖尿病者のインスリン抵抗性を低減: 二重盲検プラセボ対照ランダム化試験
 
2012.12.14 日本人のCa/Mg摂取比率が上昇傾向
 
2012.11.27 米国における準最適マグネシウムの栄養状況:健康状態が過小評価されている?
 
2012.08.17 白米摂取と2型糖尿病リスクの関係
 
2012.05.29 日経メディカル 第55回日本糖尿病学会ダイジェスト
 
2012.05.22 Ka He先生略歴と講演抄録
 
2012.02.21 特集:マグネシウムと生活習慣病 日本人の食生活はマグネシウム不足
 
2012.01.24 塩化マグネシウム補充による降圧効果の臨床試験
 
2011.11.17 高齢2型糖尿病患者のうつ治療における経口マグネシウムサプリメントの有効性と安全性: ランダム化、同等性試験
 
2011.09.21 マグネシウム摂取と2型糖尿病発症リスク
 
2011.06.24 マグネシウムと生活習慣病
 
2011.02.17 低Mg濃度は糖尿病患者のグリコヘモグロビン(糖化ヘモグロビン:HbA1c)上昇に関連
 
2011.01.2 マグネシウム摂取とメタボリックシンドロームの関係
 
2010.12.21 マグネシウム摂取量と全身性炎症、インスリン抵抗性と糖尿病発症との関連
 
2010.11.26 日本人のマグネシウム摂取と2型糖尿病
 
2010.09.14 マグネシウム摂取量と全身性炎症、インスリン抵抗性と糖尿病発症との関連
 
2010.07.08 コーヒー紅茶の摂取で糖尿病リスク低減
 
2010.02.24 健常ヒト被検者の食後血清脂質反応に対するマグネシウムの影響
 
2009.12.29 生活習慣病に対するミネラル栄養の重要性 Mg(マグネシウム)
 
2009.09.08 WHO 飲料水中のカルシウムとマグネシウム: 公衆衛生的意義 2009
 
2009.05.07 米国成人の食事性マグネシウム摂取量
 
2009.03.13 糖尿病と合併症 −生活習慣との関わり−
 
2009.02.10 糖尿病予備群含め2210万人=1年で340万人増 厚労省
 
2008.08.13 低マグネシウム血症と代謝性グルコース障害リスク: 10年追跡調査研究
 
2008.06.03 『第51回日本糖尿病学会』で横田先生が発表
 
2008.02.04 『日本糖尿病療養指導士認定機構 CDEJ News Letter』に横田先生の記事が掲載
 
2008.01.24 経口マグネシウムサプリメントの影響
 
2008.01.23 WHO報告書 『飲料水中の栄養素』−その2−
 
2008.01.22 WHO報告書 『飲料水中の栄養素』−その1−
 
2007.08.21 メタボリックシンドロームの予防 −その2−
 
2007.08.20 メタボリックシンドロームの予防 −その1−
 
 
   なお、糖尿病やメタボリックシンドロームなどとマグネシウム摂取不足との関係は、横田邦信著の『マグネシウム健康読本』(現代書林)、『糖尿病ならすぐにこれを食べなさい』(主婦の友社)にも詳しく書かれていますのでご参考にして下さい。
 
 
 

マグネシウムに関する様々なご質問を心からお待ちしております。 

 
 


 
| MAG21研究会 | 健康・栄養・疾病予防 | 09:00 | comments(1) | - |
マグネシウム 知って納得!!
の 冊子を100部くらいほしいです。
配布用です。
もう無いのでしょうか。
| ヨシダヒサコ | 2015/10/22 8:00 PM |